大連の路面電車(202路)
大連には今でも路面電車が走っています。
201路、202路、203路と全部で3系統あるのですが、今日は202路に乗ってきたのでご紹介。
運行区間は市内中心部に近い「興工街」から郊外の「北河口」までで、運賃は全線均一で1元(約14円)。
入り口ドアに車掌さんが乗務していて、料金箱に1元を投入するか、市内共通ICカードを読み取り機に「ピッ」とかざします。
使われている車両は3年前に導入された乗降に便利な低床車両で、冷房もついています。
202路を走る電車(9000系)
3両編成の連接構造になっている
左:先頭車正面
広島市内を走る「グリーンムーバー」に似ている
右:202路の路線図
左:専用軌道
スラブ軌道化されているところも多い
右:道路併用軌道
左:車両規格などを記載した銘板
最高時速は60㎞/H 全長25m 大連製
右:乗降口は低床構造で天井が高い
運転席とその後ろの客室(降車ドアまで)は、台車の高さを稼ぐためステップ2段分ほど高くなっている
車両イメージ図
運転台とその後ろの客室は床面が高くなっている
中間車寄りの2枚のドアが乗車用、運転台寄りの2枚が降車用
車輪の位置は推定で、中間車に車輪があるか否かは未確認
路面電車とは言うものの、かなりの部分が専用軌道になっていて、けっこう飛ばします。
また、運転士さんはほとんどが女性。制服等はないようで、乗った電車の運転士さんはレースのひらひらした半袖のブラウスをお召しでした。
電車の頻度もけっこうあるのですが、お客さんもよく乗っていて、どの電車も混んでいました。市民の重要な足になっているのだということを実感できました。
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