え?関西語?
けさNHKのワールド放送を見ていたら「日本語なるほど塾」と言う番組をやっていたのですが、そのテーマは関西弁ならぬ「関西語」。
番組の冒頭から歌手の嘉門達夫が登場し、「きっと君は関西人、間違いなく関西人。さいでんな~、ほーでんな~♪」のなつかしいメロディが・・・。
何でも関西弁は2,000万人が使う言葉で、歴史は標準語よりも古く、一方言と言うよりは一言語として位置づけるべきであり、発音体系が標準語とまったく異なる云々・・・との解説が北海道大学の山下好孝助教授からありました。
曰く、関西語は言葉によってそれぞれ決まった音調(音を上げたり下げたりする調子)があり、それによって同じ音でも意味を使い分けているとのこと・・・。実はワタシも関西人ですが、そう言えば無意識のうちにそれぞれの決まった音調で喋ってるもんなぁ。
そして、更に曰く、この音調には法則と言うものはなく、言葉によってきまっているので覚えるしかない!とのこと。まさに中国語とおんなじではないですかぁ!中国語もこの音調(声調)を間違えるとまったく通じませんからね・・・。
ほかにも、音階を幅広く使ってるため音が大きく聞こえるとか、母音をはっきり発音するとか・・・の関西語の特徴が紹介されていました。うーん、なるほど!
番組の最後には「Mr.説教MANやっちゅーてんねん!」の歌詞を司会の山根基世アナウンサーが嘉門達夫のあとについて関西語で練習するところで終わりました。やっぱり関西人以外の人にとっては関西語の発音は難しいみたいですね。
このシリーズ、全部で4回。あと3回が楽しみです。再放送もありますので、見逃した方、ゼヒご覧になってください。面白いですよー!
日本語なるほど塾 「基礎関西語」
教育テレビ=金 午後11:10~午後11:30
教育テレビ=木 午前5:05~午前5:25 再放送
教育テレビ=木 午後12:10~午後12:30 再放送
*翌月にも再放送があります。
そうそう、テキストも発売されているそうです。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント