2007/03/17

青島に引越しました

大変ゴブサタいたしております。
ブログ放置期間の最高記録を作ってしまいました。(^^;

さて、このたび大連での任期を終え、この3月から青島に引越しました。
青島はチンタオビールでおなじみの港町で、美しい海岸線が続き、約100年前にドイツの租借地となったことから、いまでも欧風の建物が点在する街並みは、中国の他の都市にはない景観となっています。

では、青島を代表するポイントを3つご紹介しておきます。

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チンタオビールの工場と100周年記念のモニュメント

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左の島は青島の名前の由来となった「青島」
右は海に突き出す桟橋と先端に建つ回瀾閣

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旧ドイツ総督邸は青島迎賓館となり、国内外の賓客を迎えてきた

これからも折を見て青島を紹介していきたいと思います。
ウーン、「思う」だけで終わるかも。。。

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2006/07/16

大連の路面電車(203路)

今日は大連の名物にもなっている古い路面電車「203路」に乗ってきました。
大連駅前から東海公園までの区間を走っています。
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東の終点・東海公園駅に到着して折り返す電車。
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専用軌道になっている東海公園に進入する電車。
遠くに海が望める。

車両は日本が統治中の昭和12年に作られたものだとか。・・・と言うことはかれこれ70年近く走っていることになります。
モチロン何度か修繕を受けているようですが、基本的な構造は昔のまま。さすがに冷房はついていませんが、IC交通カードの読み取り機は設置してあります。
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左:電車正面
右:料金箱とICカード読み取り機

乗務員は運転士も車掌も全部女性。お母さんっぽい運転士さんが多いなか、若いおねえさんもいます!車に進路をふさがれると警笛を鳴らしたおして威嚇するさまはなかなかに激しいものがありますが。
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左:停留所に掲示してある路線案内
右:木製のイスが渋い車内

始発は朝の4時から終電は0時までと、朝から夜遅くまで市民の重要な足として利用されているようです。
運賃は全線1元均一。所要時間は約20分くらいです。
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三八広場のロータリーをショートカットして走る電車。
ここは美しいロータリーだったのだが、残念ながら工事中。
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西の終点・大連駅前で折り返す電車。
道幅が狭く交通量も多いので、運転士が警笛を鳴らす頻度が増えるところ。
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203路を支える女性運転士さんたち

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2006/07/09

大連の路面電車(202路)

大連には今でも路面電車が走っています。
201路、202路、203路と全部で3系統あるのですが、今日は202路に乗ってきたのでご紹介。
運行区間は市内中心部に近い「興工街」から郊外の「北河口」までで、運賃は全線均一で1元(約14円)。
入り口ドアに車掌さんが乗務していて、料金箱に1元を投入するか、市内共通ICカードを読み取り機に「ピッ」とかざします。
使われている車両は3年前に導入された乗降に便利な低床車両で、冷房もついています。

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202路を走る電車(9000系)
3両編成の連接構造になっている
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左:先頭車正面
広島市内を走る「グリーンムーバー」に似ている
右:202路の路線図

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左:専用軌道 
スラブ軌道化されているところも多い
右:道路併用軌道

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左:車両規格などを記載した銘板 
最高時速は60㎞/H 全長25m 大連製

右:乗降口は低床構造で天井が高い
運転席とその後ろの客室(降車ドアまで)は、台車の高さを稼ぐためステップ2段分ほど高くなっている
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車両イメージ図
運転台とその後ろの客室は床面が高くなっている
中間車寄りの2枚のドアが乗車用、運転台寄りの2枚が降車用
車輪の位置は推定で、中間車に車輪があるか否かは未確認


路面電車とは言うものの、かなりの部分が専用軌道になっていて、けっこう飛ばします。
また、
運転士さんはほとんどが女性。制服等はないようで、乗った電車の運転士さんはレースのひらひらした半袖のブラウスをお召しでした。
電車の頻度もけっこうあるのですが、お客さんもよく乗っていて、どの電車も混んでいました。市民の重要な足になっているのだということを実感できました。

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2006/06/12

大連の街並みから

大連に来て初めて時間ができたので、ゆっくり街を巡ってみました。
といっても、家から歩いて5分の中山広場だけですが。。。

この広場を取り巻く建物は、日本が占領中に使われていたものが多く、今では歴史建造物として保存されています。
このうちいくつかをご紹介。
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旧ヤマトホテル。現在は大連賓館として営業しています。

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旧大連市役所。今は中国工商銀行の支店となっています。

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旧東洋拓殖会社。現在は交通銀行の支店になっています。

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旧横浜正金銀行。今は中国銀行になっています。

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旧大連逓信局。いまも大連郵政局として使われています。

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旧朝鮮銀行大連支店。今は中国工商銀行が事務所として使っています。

建築様式など、詳しい解説がつけられればいいのでしょうが、あいにく、建築方面の知識に乏しく、写真を貼るにとどめておきます。
え?人物の入った写真が多いって?それも若い女性が大半?気のせいでしょう・・・きっと(^^;

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2006/02/08

新年快樂・・・って遅すぎ(^^;

1月29日は春節。旧正月をお祝いするアジアの各国でも新しい年を迎えました。
この期間を利用して日本に一時帰国していましたが、前半の一週間は本社に出社、後半の一週間は風邪をこじらせて家で寝ていて、あっという間に中国に舞い戻ってきてしまいました。
北京は春節が過ぎたといえ、まだまだ寒い日が続いていて、月曜日は雪が積もりました。まだしばらくは寒い日が続きそうです・・・。
えー、ワタクシごとですが、来週からは広州に行くことになりました。3月の下旬まで1ヶ月半ほど滞在します。え?北京は寒いからあったかい広州に行くんだろうって?いえいえ、仕事ですよ、仕事!
しかし、最高気温氷点下の北京からいきなり30度近い広州に行くと体調崩しそう・・・。

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2006/01/16

春節の爆竹復活

リンク: @nifty:NEWS@nifty:春節の爆竹13年ぶり復活(共同通信).

中国の旧正月の風物詩である爆竹は、北京市内では長く禁止されてきましたが、今度の春節(1月29日)には13年ぶりに禁止令が解除されることになりました。
午前0時を期して各家庭から一斉に打ち鳴らされる爆竹や打ち上げられる花火の光と音は、まさにあたらしい年の訪れを歓迎するにふさわしい派手なお祝いぶりです。
以前は毎年何人もの失明者が出て問題になっていて、禁止令の発端になったと聞いていますが、今年は爆竹や花火の品質チェックを厳しくしているとかで、合格しなかった製品は市場に出回ることなくすでに燃やして処分されたようです。
何はともあれ、安全に新しい年を迎えることができることが一年のはじめにあたって何より大事なことですよね。

さて、ワタクシゴトではありますが、春節の休暇をはさんで一時帰国することになりました。
20日から4日まで日本に滞在しますが、この間は東京の本社のほうに出社します。
今年はとうとう年賀状も出せなかったし、このココログにいただいているコメントにもまったくレスができませんでしたので、旧正月を期して心機一転再出発したいと思っています。・・・実行しなければ・・・!

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2006/01/13

北京初雪

060112 12月に一日だけぱらぱらと降ったことがある雪ですが、きのうは今年になって初めて積もりました。
せいぜい1センチとか2センチでしたが、朝から夕方まで降り続き、夜にはそこここがスケートリンク状態。いつも超乾燥してるので、適度な湿気でいいかも。
この画像はワタシの働いている事務所のビルから下の道を眺めたところです。ユキできちゃないものが隠されてなかなか美しいなぁ・・・。

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2005/12/23

3連休

日本は3連休の初日なんですね。年末の忙しさにちょっと一服・・・といった感じでしょうか?大掃除や年賀状の準備をしているかたもいるのかな?
こちらでは昨日国務院(日本でいえば内閣・・・といった感じかな)から年末年始の勤務に関する通達が出されました。
それによると、1月1日の元旦は祝日のためお休み。ところが今年は日曜日に重なってるので、翌日の月曜日を休日に。さらに、大晦日の土曜日を出勤日として1月3日を休日にして3連休とするとのこと。
ということで、今年は12月31日までばっちり働くことになりました。でも、お正月の3連休も何の予定もないからなぁ・・・。誰か遊びにきてくれませんかぁ?

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2005/12/18

静電気防止グッズ

空気が乾燥している北京の冬は静電気が大活躍。とにかくすぐに帯電して、電気を通すものなにをさわってもパチパチ放電します。 いや、パチパチなんて生易しいもんじゃなくて、「バチッ!」と言う感じでホント痛いのです。静電気の強さを表す単位はきっとボルトだかアンペアだかがあるのでしょうけど、感覚的には日本の静電気の「倍」位の強さですかね。
一番確率的に多いのが部屋のドアノブや車の乗降時ですが、人と人との握手でも相互に放電しながら挨拶をかわすのです。
これも慣れではあるのですが、それでなくてもショックなことの多い世の中、できればこんなショックはないに越したことはないですし、特にパソコンは静電気に弱いと聞くので、何とか除去したいものです。。。
051218a051218bそんな悩みを解決するため世の中には便利なものがあるもので、「静電気除去リング」 と言うものが売られています。
ゴムのような伸縮性のある樹脂に帯電防止剤を入れてあり、手首にはめて使うようにリング状になっています。残念ながら中国では売っていない(と言うか探しきれていない)ので、日本の配偶者に依頼して送ってもらいました。
で、先日とどいたので、ここ数日このリングをつけているのですが、あらふしぎ~!今までの静電気がウソのようになくなりました。個人差や着ているものにも大きく左右されるようですし、人と人の間の放電で相手からもらう場合は効かないような気もしますが、今のところ快適です。静電気でお悩みの方、ゼヒお試しを!
この種の製品、いろんなメーカーが作っているようですが、ワタシがつかっているのは、リ・トラストジャパンと言う会社の「Fashion Ring」という商品。お値段は398円(税込み)です。

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2005/12/11

最近の食事情から

寒くなってくると、食事のために外に出て行くのが億劫になってきて、自室で食事をする機会が増えてきます。そんな単身赴任おやぢの味方が調理済みの日本食品とテイクアウトのできるお店。今日はその中から2つご紹介。
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まずは日本式の「おでん」。
日本ハムが山東省に設立した合弁会社が作っているもので、おでんのほかにも肉だんご、ハンバーグ、東坡肉(ブタの角煮)などいろんな調理済み食品の商品があります。で、この「おでん」ですが、中身は、ゆで卵×2個、こんにゃく長辺5cm大×2個、大根直径4cmくらい×2個、肉団子直径3cmくらい×4個が入っています。内袋ごと5分間温めれば即OK! だんごは魚肉練り製品でなくて鶏肉+豚肉なのが個人的にはザンネンなのですが、これらがかつおだしの汁に程よく煮込まれていてなかなかの美味。この一袋でそこそこおなかいっぱいになりますし、一袋11.90元(約170円)なので安いですよね。
051211c お次はヨシギュウこと「吉野家」。
吉野家の中国への進出は早くて、第一号店の開業は1992年。いまや北京市内には63店舗、北京以外にも上海、シンセン、天津、石家荘、瀋陽、大連、フホホトにまでお店があるようです。とにかく北京ではいたるところであのオレンジ色の看板を目にしますし、バス全体をオレンジ色の広告で一色にしたラッピングバスもたくさん走っています。つい最近になって、私の家のすぐそばにも開店して、会社帰りにテイクアウト。。。と言うケースが増えてきました。このセットは牛どん(大盛り)+茶碗蒸し+ツナポテトサラダ+味噌汁=29元(約430円)。今は来年のカレンダーが付いています。中国(と言うか日本以外)の吉野家はマクドナルドのような店のつくりになっていて、レジに並んで注文し、現金と引き換えに商品を受け取り、適当な席を探して食べる方式。したがって、日本のような櫛型(と言うのかな)の独特の配置は見られません。それにメニューが豊富なのも特徴かな。日本もアメリカ産牛肉の輸入禁止で結果的にメニューが増えたようですが、海外ではもともと牛どん以外にもいろんなメニューがあり、ブタ角煮丼、とり照り焼き丼は結構昔からの定番のようです。それぞれの組み合わせ(半牛どん+半とり照り焼きどんなど)もOKですし、それぞれ小盛り、中盛り、大盛りがあり、さらにサイドメニューもサラダや汁物、茶碗蒸し、飲み物、デザートのケーキなど充実していて、メニューは結構複雑です。その上、日本のマクドナルドであるような各種割引券も出回っていて精算がややこしいので、レジはいつも混雑・・・。気になる味ですが、日本の牛どんとおんなじ!たれの配合などはきっとあわせてるんでしょうね。中国ではどこ原産の牛肉を使っているのか知りませんが、日本で食べられない牛どんはここ中国ではずっと食べることができます。日本もようやく禁輸が解除になりそうですが、お店に牛どんが復活するのは解除から2ヶ月位はかかるみたいです。日本の牛どんファンの皆さん、もう少しのガマンですね。

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