孔廟の中に大きな榕樹(ガジュマル)の木があり、そこは願掛け札の木と化していました。
赤いお札の表には「学業進歩」「前程錦繍」「身体健康」「心想事成」などの願い事が書いてあり、裏にはそれぞれ個人の具体的な願い事を書いて榕樹にぶら下げるのです。
ぶら下げると言っても榕樹の枝はそこそこの高さがありますから、木に向かって下から放り投げるのですが、そのためにお札にはみかんの形をしたおもりが紐でつながっています。
お正月に各家々で飾る「門みかん」と同じように、みかんをあらわす「橘」の音が「吉」に似ているから「みかん」なんでしょうね。