2005年は中国にとって戦勝60周年にあたり、いろいろな記念行事が行われていますが、日中戦争開戦のきっかけとなった「盧溝橋事件(七七事変)」の起こった盧溝橋には戦勝のシンボルともいえる「中国人民抗日戦争紀念館」があり、60周年を機に展示がリニューアルされました。
館内は時系列に第一部分から第八部分までに分かれており、その時期に起こった事件や戦況などが膨大な資料・写真・CGを使った模型を用いて説明されています。
このフォトアルバムではすべてを紹介できませんので、館の入り口に掲げられている国家首脳のメッセージ、展示の趣旨を述べた「前言」、各部分の最初に掲げられている「説明文」を紹介して、展示の内容の一端に触れていただければと思います。
展示物の説明は中国語のみですが、微妙なニュアンスが伝えにくいので下手な訳文をつけることはやめ、内容についてのコメントも差し控えたいと思います。ただ、一言だけ言うならば、われわれ日本人もここを訪れ、中国側からのメッセージを知っておくことも重要なのではないかと・・・と思うのです。
データ
名称:中国人民抗日戦争紀念館
所在地:北京市豊台区盧溝橋宛平城101号
交通:北京市内からタクシー50~60元(片道)
バス路線:五棵松から748、759、983、624路、
六里橋から309、309(支)、339、715、937(支3)、964路乗車
いずれも抗戦雕塑園下車
参観時間:9:00~16:00(月曜日休館)
参観料:15元(一般)
(2005.10.22.)
左上の写真をクリックしてスタートしてください